敦賀市大蔵にて伝統的構法の古民家の耐震改修現場見学会が開催されます!

 この度、福井県庁様、敦賀市役所様からの講師派遣要請がありまして、
敦賀市大蔵にて耐震改修中の伝統的構法の石場建ての古民家の耐震改修現場現場見学会(福井県、敦賀市主催)
の講師をさせていただくことになりました。(一応ですが、福井県木造住宅耐震診断士、伝統耐震診断士、伝統再築士、一級建築士でございます。)

 今も福井県内に数多く残る、石場建ての伝統構法の、大黒柱や差し鴨居、土壁で構成される古民家は、現昭和25年施行の建築基準法の適用外で
耐震診断や耐震改修の技術が発達しておりませんでした。
(一般的に、戦前の築75年以上の基礎の無い石場建ての古民家は、伝統的構法で建てられている可能性が高いです。)
現在は、伝統的構法の古民家でも、耐震の解析方法が発達し、古民家再生協会では、早稲田式の動的耐震性能診断法で耐震診断、
時刻歴応答解析で耐震補強計画が立てられるようになり、それに対して、福井県、各市町では、耐震診断、耐震補強工事に補助をだしておられます。
敦賀市では、工事費の80%以内かつ170万円以内となっています。

 今回の見学会、補助金の説明会は、福井県、敦賀市さんが主催され、広く耐震補強工事についての理解と、補助金の活用を知っていただくための会となります。

 本日、福井県のHPで、見学会の案内がアップされておりましたので、ご興味のある方は、ぜひ、お申込みご検討下さいませ。
福井県さん、敦賀市さんが主催ですので、売り込みや営業はもちろん、一切ありませんので、ご安心ください。詳しくは、こちら福井県のHPをご覧ください。
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kenchikujyuutakuka/kengakukai-h30.html